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本のご紹介

2024年11月新刊 『こんな女に何故惚れた』

◆◇昭和男歌 北風徹五行歌集◇◆


カバー画像
書 名:『こんな女に何故惚れた』
著 者: 北風 徹
B6変形判(W128xH173)・並製・238頁
定価1,320円(本体1,200円+税10%)
発行日:2024年11月30日
ISBN978-4-88208-217-0

◆◇跋文より◇◆

 男丸出しの歌である。読んでウキウキする。男の気持ちをまったく隠さない。これもうれしく、羨ましい。
男の欲を隠さないが、欲についての哲学の歌もある。

欲は希望を生む
身に余ると
下品になる
満たされると
傲慢になる

下品、傲慢にならぬよう、男たちは気をつけよう。教訓ももらって、男にはいい歌集だった。女には、どうなのか、こんなに愛されて、気分はきっといいだろう。見えないように、にっこり笑うのだろうか。

(五行歌の会主宰草壁焔太・跋文より抜粋)


◆◇あとがきより◇◆

 この歌集は人生後半になり妻との別離、再婚、父や母との別れ、娘たちへの思い、現代社会の考察、を綴ったものであり、小生の心が少しでも伝われば嬉しく思います。




◆◇著者プロフィール◇◆

北風 徹(きたかぜ・とおる)
昭和22年8月1日生まれ
大阪府東大阪市在住
五行歌の会同人
日本大学工学部土木工学科卒業
大阪工業大学大学院修士課程(土木)卒業


◆◇目次◇◆

一 父よ 母よ
二 いとおしい子供達よ
三 愛した妻よ 愛している妻よ
四 青春は苦しい
五 何とかならぬか
六 じじい万歳
跋 草壁焔太
あとがき




すねる泣く
我儘
こんな女に
何故惚れた
それが愛よ


男はやさしい
娘の涙
妻の涙はこたえる
母の涙は
一番辛い


「告白はラインやメールで」
馬鹿言うな
ほとばしる感情
心ゆさぶる表情
女は目を見て口説け


赤子に
寝ずに乳を与えた母
その命尽きるとき
寝ずに介護してもらえぬ
なぜだ


大和野菜が美味しい
京野菜の方が!
「うるさい!」
浪花でも河内でも
安い方が旨い


男は愛さない
男は惚れる
殺したいほど惚れる
黙って
死ぬ



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