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本のご紹介

2024年4月新刊『環境保全活動』


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【書誌情報】

【そらまめ文庫 み3-1】
書 名:『環境保全活動』
著 者: 美保湖

新書判・並製・102頁 定価800円+税
ISBN978-4-88208-210-1
発行日:2024年04月15日

◆◇美保湖 五行歌集◇◆

 いじめを受けた少女期の歌にも心に残るものがあり、タイトルの環境問題の歌も真面目でいいが、私がとくに好きになったのは、最後「五行歌賛歌」の章である。
 こんなに五行歌を心の底から褒め称えてくれた人は、いないといっていい。
 まさに五行歌が人生を変えるというような働きをしてくれたのであろう。

 人生に
 無駄なんて
 一つもないと
 やっと信じられたのは
 五行歌に出会えてから
 
 仕事も出来ない
 ダメ人間と
 思い込んでいた私に
  生きる光をくれた
  五行歌

 五行歌で自己表現が出来るようになることは、生きる光になるということなのだ。
それこそ、五行歌のいいところとして、私の言いたいことであるが、面映ゆさもあってなかなか言い切れない。
 この章の歌は、私の心を代弁してくれている。

(五行歌の会主宰草壁焔太・跋文より抜粋)


◆◇著者プロフィール◇◆

美保湖(みほこ)
本名・中谷容子
1969 年生まれ
東大阪市在住
五行歌の会同人


◆◇目次◇◆

はじめに
1 我が家はお笑い系
2 苛められた過去
3 芸能界
4 槇原敬之様
5 環境保全活動
6 五行歌賛歌
跋  五行歌の会主宰 草壁焔太
あとがき


◆◇あとがき より◇◆

拙書の方ですが、いざ出版して手元から離れてみると、少し恥ずかしいような、歯がゆいような、心もとない気持ちで一杯になります。ケラケラ笑えて、くすんと泣ける、そんな一冊に仕上がりました……なんて言ったら、自画自賛過ぎるでしょうか。


◆◇収録歌 紹介◇◆

薔薇を傷付けた私を
「可哀想やんけ!」と
蹴った貴女
薔薇よりも
愛されていますか


「かわいい子は得ね」って
雑草でも思うのかナ
草抜きの時
すみれだけを
残したら


「こっち向いて」

「チラリ」
見返り美人


小学生の頃
「きしょり」と呼ばれた
気色悪い奴という意味
ひどい鮫肌だったので
思いっ切りイビられた

川端康成と
大江健三郎が
五行歌を見たら
「こいつはいい!」と
叫ぶだろう


仕事も出来ない
ダメ人間と
思い込んでいた私に
生きる光をくれた
五行歌

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