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本のご紹介

2018年3月新刊 小原さなえ五行歌集『幼き君へ 〜お母さんより 』

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【書誌情報】
【そらまめ文庫 こ2-1】

書 名:『幼き君へ 〜お母さんより』

著 者: 小原さなえ

新書判・並製・130頁
定価800円+税
発行日:2018年03月08日
ISBN978-4-88208-154-8


◆◇著者プロフィール◇◆

小原さなえ(こはら・さなえ)
昭和46年(1971年)岡山県岡山市生れ。
25歳の時、五行歌と出会い、以後日 記のように綴る日々を送っている。
現在、草壁焔太主宰の五行歌の会同人

◆◇目次◇◆

1 ひょっとこ
2 シャボン玉
3 よき母として
4 ベストショット
5   アップリケ
6   かえるの歌
7   真っ白なボールに
8  ママのハート
9  大人になった君はどんなに
10  幸せな気持ち
11  星を見ている気分
12  エーデルワイス
13  サザエさん
14  だって母さん 優しいから
成人のための教科書  草壁焔太
あとがき




◆◇成人のための教科書◇◆

この歌集は、私にとって教科書のようなものとなった。読むたびに、そうだったのか、そうなのかと、うなずくのである。
人に生まれるということは、こうだったのだ。

この世で
一番
信じられるのは
我が子からの
笑顔

この本は、我が子をじっとみつめながら書いた、世の母親の心の本である。私はずっと母親というものが疑問のタネだった。母はこの世で初めて知った人である。それなのによくわからない。そうして八十年育ってきた私に、この本は教える。
あの人は、ずっと私だけをみつめ、すべてを受け入れ、そして信仰する人のように祈りつづけたのだと。
それを柔らかなことばと、温かい愛情の表現で教えてくれた。
               (五行歌の会主宰 草壁焔太 跋文より)




◆◇著者あとがきより抜粋◇◆

 雑誌から偶然見つけた「第一回恋の五行歌」の公募。
これに投稿したことがきっかけで五行歌を始め、早いもので21年になります。
不妊症の克服、出産、育児と人生経験を経て、忙しくも充実した毎日の中から生まれる五行歌は、私にとって、人生の大切な記録となっています。
もの想いの多い私にとって五行歌はそれを表現するのに実にふさわしく、今では私の生活の中で切っても切れないものに。まだ小さかった我が子に対する想いの数々を、いつか本にまとめることを夢にみつつ、五行歌を産み続けて今日に至りました。
読んでくださった皆様の心に、何か一つでも印象深いものが残れば、こんな嬉しいことはありません。そして皆様と、身の周りの子供達を心から愛しいと思い、その成長を見守ることのできる幸せを、共有したいと思います。(小原さなえ)







三歳に
たたかれたので
死んだふりのママ
あわてる様子に
笑いかみ殺して


やっと熱の下がった
幼子の
寝顔を
見ながら
眠る幸せ

園児の息子が
「ママ結婚しよう」
って言うから
結婚してあげました
只今新婚


「パパとママと
じいちゃんばあちゃんの
死なない薬を
作りに
ちょっと大学に行ってくる」

可愛い紙の
メモ書きを
一枚持って
息子が来た
「ママすき」


ひとこと言うぞ と
待ち構えていたら
「ワーこれ、旨そう!」って
食べ始めたから
小言消滅


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