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書 名 ◇ 『背中押さないでよ』

著 者 ◇ 飯島治雄
価 格 ◇ ¥ 700+ (税)

新書判・並製・162頁
本体700円(税別)
発行日 2013年8月5日
ISBN ISBN978-4-88208-123-4


◆◇ 受けとめる知性 ソファの感性! ◇◆

「背中/押さないでよ」、は、私からは出てこない言葉である。こういう気持ちが出てこない。にもかかわらず魅力的である。自分とは明らかにちがい、こんなに魅力的な理由は何かと、ずっと考えてきた。
 その知性は、深くも、鋭くもあるが、それが槍や鉈のように出てくるのではなく、ふとんのように出てくる。行き着いた知性と思いが、ああやったり、こうやったりしているうちに、理想のソファとなって出てくる。私はジャンプ台を作り、飯島さんは、ソファを作って人を受け止める。
 こういう受身の、受けてくれる知性こそは、まわりの人々にやさしいであろう。私がこれらの歌を読んで救われたように。
 このように受け止める知性や思いが、仏教で菩薩とか観音とかいわれるものであろう。しかし、それだから高尚すぎてもつまらない。飯島さんの歌は、そのうえに庶民の感覚から出ることもない。なんという理想的な人であろうか。
 しかし、彼にそういえば、恐縮して、そのうえ嫌われたにちがいない。おそらく「理想的」というような、極端な考えのない感性であろうと思う。(五行歌の会主宰 草壁焔太 跋文より)

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自分では詠んではいませんでしたが、熱心な読者であった父は、見よう見まねで、五行の愚痴を書いてきました。長たらしくめそめそと・・・
「一つの歌で、三つも愚痴言うな。一首につき一つ」なんと乱暴な、なんとスパルタな。
でも、五行の愚痴を書くようになった父は、生き生きとして、楽しそうな老人になって行きました。胸ポッケには、鉛筆とメモ用紙が、いつも入っていました。無口だった父が、堰を切ったように五行で語り始めました。心にあるほんとうを、私に分る言葉で語りかけるように、詠んでくれました。この六年間で、年を重ねるということ、身をもって教えてくれました。それは、命の灯が消える最後の一瞬まで続きました。感謝しています。 す。
(著者長女愛子氏まえがきより)


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