昨三十日、船堀タワーホールで、日本吟道学院のみなさんによる、五行歌の吟詠が行われました。大会の第二部「五行歌を吟詠する」では、二十五作品の吟詠が行われましたが、思ったよりも素直に聞ける吟詠で、五行歌にぴったりの詠み方もありました。 ふつうの朗読に比べれば、言葉に強調や抑揚が入ることは確かですが、そう極端ではなく、かつ強調があっても、簡潔で無駄のないよい作品の場合、しみじみと意味もわかる効果があり、「よい作品」ほど吟詠するといいということもわかりました。 一般からの公募作品も詠まれました。二十五作品のうち、十四人は五行歌の会のメンバーだとわかりましたが、後はどういう方なのか、よくわかりませんでした。 岡田道程さん、市原恵子さん、工藤真弓さん、佐藤沙久良湖さん、高橋美代子さん、塚田三郎さん、高原郁子さん、大友誠三さんらの作品が詠まれ、涙があふれてくるときもありました。感動の質が違うように思いました。 吟詠してもらうのも、いいなあとつくづく思いました。「五行歌吟詠集100」、それから今回の第二部の模様をDVDにしたな二枚組(2500円)などで、ぜひご覧ください。
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