2026年6月新刊『しあわせな家庭って、これ?』
◆◇夫婦で五行歌 夢 助 & 沢 文恵 五行歌集◇◆
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そらまめ文庫【ゆ2-1】
書 名: 夫婦で五行歌『しあわせな家庭って、これ?』 著 者: 夢 助 & 沢 文恵 新書判・並製・130頁 定価880円(本体800円+税10%) 発行日:2026年06月07日 ISBN978-4-88208-230-9 カバー写真:夢助「ミモザアカシア」 |
◆◇著者プロフィール◇◆
夢 助(富田次夫)(ゆめすけ・とみたつぐお)
鹿児島県種子島出身
1949年生まれ
神戸市在住
五行歌の会 同人
沢 文恵(富田文恵)(さわ ふみえ・とみたふみえ)
鳥取市出身
1950年生まれ
神戸市在住
五行歌の会 会員
◆◇目次◇◆
夢 助 作品集
1 この街が好きで
2 夫婦の五行歌
3 誓いの言葉
4 森の妖精
5 緑の風
6 サンタさん
7 愚痴を言わない
8 ふるさと
9 羽を休めて
沢 文恵 作品集
1 ねがいごと
2 タイサンボクのうた
3 我が身の置き場
4 ご褒美にお萩を
5 母を想う
跋 草壁焔太
あとがき
◆◇跋文より◇◆
ご夫婦の歌集は、どなたのも、微笑ましいものだが、このお二人の組み合わせも面白い。面白いというのは失礼かもしれないが、この「しあわせな家庭って、これ?」という言葉は、三人のお嬢さんの一人が、お二人の「誓いの言葉」を聞いて、言った言葉であるという。
しかし、二人の作品を読んでわかるように、二人の意識は多く障害のある三女に向かっている。
(中略)
お二人は、五行歌によって人生が変わったとも書かれている。
五行歌を
始めて
良かった
嘘のない
世界に来れた 夢 助
三人も育て
欲張った半生
今は
五行歌に
育てられている 沢 文恵
ほんとうに、五行歌をこんなふうに思って戴いて、私はとても嬉しい。五行歌は、書く人の外にある詩ではなく、心の中が出てきた詩だと、私は常日頃言っている。自分の心を表すことができれば、人は確かな自分自身になることができる。
お二人とも、その域に達しておられると思う。
◆◇あとがき◇◆
五行歌を書き始めて十数年になります。ここでは家族のことを中心に、これまでに書き溜めていた歌に新しい歌を加えてまとめました。本のタイトルは子育てが一段落ついたある時、長女がおどけて言った言葉です。
三女が先天性の脳障害を持って生まれ、それからの三十数年は、一般の家庭にはないだろう一風変わった生活が続いています。長女次女が手をはなれた今では、三女の障害を我が家の宝物として受け止めて日々暮らしています。歌集の中でも三女の歌を数多く取り上げました。
子供たちに遺せるものは五行歌だけでよい。また、五行歌が生きた証としての墓標になればそれ以上の幸せはないと考えています。
私の人生において歌集を出せるなんてみじんも考えたことがありませんでした。五行歌に出会えたことで日々の生活に潤いができました。そして、三人の娘たちへ私たちの思いを遺しておきたいと考えるようになりました。
「誓いの言葉」を
成長した娘たちに見せた
しあわせな家庭って、これ?
長女がおどけ
皆がドハハッと笑った
夢 助
愚痴を言わない
年寄りは
穏やかな
最期を迎えるという
妻はナース
夢 助
妻は、早く手放すのが
本人の為だといい
私は、体力が持つ間は
一緒に暮らしたい
重度障害の三女のこれから
夢 助
パトカーに
乗せてもらって
にこにこ顔
娘が行方不明に
なった日のこと
夢 助
娘の
笑顔で
私の
心は
コンニャクになる
沢 文恵
背中に
カイロ3枚
レントゲン検査で
「まず外しましょう」
言われてドキッとする
沢 文恵
宝の中から
思いが
溢れ
うたが
生まれそうな瞬間
沢 文恵
心を
深くしておけば
人の思いを
受け止め
られる
沢 文恵
