一月十九日(日)は、関西新春合同歌会でした。天満橋のキャッスルホテルに70人もの歌人が集まり、盛大に新年を祝いました。私は45分も話しました。自分の詩歌人生に懸けた思いと五行歌について。私は世界的な戦後の主知主義にたった一人で反抗し、わかりやすい歌を堂々とわざと下手に書くというくらい、気持ち本位の詩を書きました。 気持ちをそのまま書くと、だれでもバカにされますが、気持ちをそのまま書いてバカにされない人が詩人であると覚悟して、そういう詩を書き続けました。 五行歌もそのとおりです。ただ、詩歌は知識では書かないけれども、思いから書くということは徹底し、現在の五行歌に見るようなものとなりました。 五行歌の世界は、今、最も研ぎ澄まされた言葉を出してい寝ことは確実で、将来はなぜ五行歌だけが勝れた新しい詩歌を書くことができたかが、この時代の謎のように言われるでしょう。
そういう話をしました。
歌会の一席は小鳥遊雅さん、草壁賞は天河童さんでした。
懇親会もみなさんとゆっくり話すことができました。すばらしい新年会を関西の方々、ありがとうございました。山崎光君といっしょに日帰りしました。 来週は、熊本で九州新年合同歌会です。 |
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